夕凪市殺人事件3

第7話 RING

　優希とタカシは急いでレストランを出て、兜をかぶった男が投函した郵便物を確認しに向かった。夕凪市の中心部は混乱し、警察官たちが駆けつけていた。

　優希は周囲の状況を見渡しながら、「この投函物に何か意味があるのかもしれない。しりとりのような暗号かもしれない」と考えた。

　その時、タカシが驚いた声で「これは…RINGのマークだ！」と叫び、投函物には特定の組織との関連性が示された。

　優希は急いで投函物を開封し、中にはグーパンチと書かれたメモが入っていた。これが何を意味するのか、優希は頭を悩ませた。

　そんな中、周囲の人々が闖入者による事件との情報を伝えてきた。優希は決断し、シャッターを閉じたレストランの中に残ったタカシと共に、闖入者を待ち受けることにした。

　タカシが緊張した様子で「ここでターンして攻撃を仕掛けるしかないぞ」と言うと、優希は決意を固めて応じた。「わかった。一緒に闖入者を迎え撃とう」