第21話 4/3 お前は頑張ってない
お休み。
友達と飲みに行った時に言われた。
「お前が嫌いだ。色々言うくせに何もやらない。頑張ってない。」
思うところはある。それなりに頑張ってきたけど「それなり」なのだ。
「分かってるよ。分かってるからもう言うな。」
「いや、分かってない。頑張ってない。」
ぐさぐさと刺してくる。
平気なフリをしてたけどかなり泣きそう。図星なのだろう。体は正直だ。
ぐずぐずと生きる四十代。
何を頑張るべきか分かってるくせに上手く行かない事に怯えてやらない。
糞過ぎる。
糞が。
やれよ。俺。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます