第10話 4/17 虚無と見学

 仕事。仕事。仕事。

 大して忙しくはないのに虚無。

 たぶんやりがいを感じていないのだ。


 それはそうだ。


 やりたくてやっているわけじゃない。生活のためにやっているんだ。面白いわけがない。


 何かないのだろうか。

 楽しいと思える仕事が。


 43歳にしてあり得ない考え。


 ・・・。


 今日の仕事終わり、前からやりたいと思っていたボクシングジムに見学に行ってみた。

 凄かった。

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