アルマ王国

アルマ王国「貴族爵位」

「爵位」


 王、王妃は金爵きんしゃく

 王太子、王太子妃は銀爵ぎんしゃく

 その他の王族は紫爵さいしゃく


 領地持ちの世襲貴族は上から順に、

 藍爵らんしゃく

 青爵せいしゃく

 緑爵りょくしゃく

 茶爵ちゃしゃく

 となっている。

 藍爵と青爵は高位貴族、緑爵と茶爵は下位貴族に分類される。

 

 一代限りで土地を持たない貴族を小爵しょうしゃくと呼ぶ。

 小銀爵、小紫爵、小藍爵、小青爵、小緑爵、小茶爵があり、このうち小銀爵と小紫爵は、王族だけがその爵位を賜る資格がある。

 貴族は国から年金が貰える。階級が高い方が年金額も高い。

 茶爵には小茶爵の任命権がある。

 緑爵には小茶爵、小緑爵の任命権がある。

 青爵には小茶爵、小緑爵、小青爵の任命権がある。

 藍爵には小茶爵、小緑爵、小青爵、小藍爵の任命権がある。

 紫爵には小茶爵、小緑爵、小青爵、小藍爵、小紫爵の任命権がある。

 小銀爵の任命権は王と王太子しか持たない。王位を退いた王や病気などの理由で王太子を退いた元王太子などに、特別な理由がある場合にのみ任命される。

 貴族には、自らが任命した貴族の寄り親となる責任がある。

 そしてその貴族が罪を犯した場合、連帯責任を問われる。

 貴族の年金は任命した貴族家が支払う義務を負う。


 身分は偉い順に、王、王妃、王太子、王太子妃、王族、藍爵、小藍爵、青爵、小青爵、緑爵、小緑爵、茶爵、小茶爵となるが、実情は別で、一代貴族である小爵は、世襲貴族よりも影響力が弱いと言われたり、女性の継承権や発言権が弱いといった問題がある。

 また、小爵には貴族の任命権は与えられない。


 王族も貴族も正式に爵位を持たなくても、一族の当主が爵位を持っていれば準貴族として遇される。

 その中でも功績を上げた者や、人を率いる立場にある者を小爵として引き立てる。

 小爵の子供は立場的には平民だが、貴族との繋がりがあるので、人によっては貴族との婚姻を結んで貴族籍になる者もいる。

 逆に貴族家と関りがあっても、あえて平民になる事を選択する者も一定数いる。

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