24.悩める霊媒師の少年とその恋人の関係性萌えを語る

流星の料理人

紅樹樹様作(X:@misaki_itshuki)

https://kakuyomu.jp/works/16817330661613894229


from明日馬 to夕季

端材ビーズのブレスレット

※アクセサリー写真は近況ノートから

https://kakuyomu.jp/users/yamachi_s/news/16818093077347010056


バトル×料理の異色ローファンタジー。

どうも、刀で斬ることで幽霊を成仏させると聞くと世代的に●LEACHを思い浮かべてしまうやまちです。

今回読んだこちらの小説は、戦って成仏させる霊媒師エクソシストと最期に食べたかったものを提供することで心残りをなくし成仏させる料理人という2つの存在を中心に物語が進んでいきます。

ポイントはその成仏が痛みを伴うものなのか、眠るようなものなのかというところでしょう。霊媒師も料理人も人間、幽霊も元は人間であるので、そりゃ精神衛生上後者の方が良いに決まっているでしょう。

ただ、料理による成仏は『その人が本当に食べたいもの』でなければならないという制約付き。延々試して行けばいいじゃないかとも思いますが、幽霊は一定期間を過ぎると生きている人間に害をなす化け物へと変わってしまいます。そのあたりには設定のバランスの良さを感じました。


登場キャラクターたちの関係性や先述の成仏をさせる行為への気付きと苦悩も見ものです。個人的には料理人としての最高の才能を持つ流星くんとその恋人である幽霊の満月ちゃんの関係性が好きでした。恋人だから自身のエゴであえて成仏させていないのかと思いきや、彼女が食べたい料理がわからない…と。ただ愚直に彼女を成仏させる方法を探し、いざその瞬間を迎えようとした時、本音がこぼれてしまったあたりに流星くんの魅力が詰まっていると思いました。


あと、こちらお腹が空いている時に読むと、次の食事のメニューが決まります。やまちは生姜焼き、お好み焼き、クリームシチューの飯テロにあい昼食夕食がそのメニューになりました。ご飯を何にしようか悩んでいるそこのあなた、とりあえず読んでみましょう。たぶん次の食事はカツ丼です。



さて、アクセサリーのお話をば。

リクエストは料理人流星くんの相棒でもう一人の主人公である霊媒師の明日馬くんからその恋人の夕季ちゃんへのブレスレットです。


デザインについても割と悩まずに決められました。

中央のウッドビーズは結局使わず手元に残ってしまった岩国寿司の木枠を作るために買った木材の端材を明日馬くんがヤスリがけして作ったものだったらいいなと。いや流星くんへのスマホラックもいいけど、夕季ちゃんにも何か作ってあげようぜ明日馬くんと思ってしまったのもので…そんなわけで、こちらのブレスレットは明日馬くんの手作りという設定です。

手作りということで、デザインはなるべくシンプルめに。それでいて恋人ふたりを彷彿させるカラーを取り入れて構成してみました。


あと、霊媒師はブレスレットに自分の刀を収納しているんですよね(カッコいい)。夕季ちゃんも霊媒師のひとりだったのですが、諸事情によりそれを辞して今は仲間を応援する立場に回っています。

たぶんその時にブレスレットも返却しているでしょう。だから、さみしくなってしまった手首に恋人からもらったブレスレットが変わりに輝いていたら良いですよねムフフ



現在小説の更新は止まってしまっていますが、コミカライズ版を作者様制作投稿されてます!

バトルと飯テロモノなので、漫画にも映え映えです!

躍動するキャラたちが見たい方は是非こちらへも…

https://rookie.shonenjump.com/users/1325423796296306151


それでは解散っ





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る