Q何を伝えようとしていた?
フリーマーケットにて。
わたしのスペースに、老紳士がやって来た。
彼はマグカップを手に取ると、興味深そうにそれを眺める。
あ、これ買ってくれそう。
そう思っていると、彼は突然、親指と人差し指を交差させて、指ハートを作った。
え? なに? そんなにマグカップ気に入ったの? てか、おじいちゃんなのに指ハートってなんか可愛いんですけど。
すると、
「あー、ごめんなさいね」
そんなセリフと共に、おばあさんが現れ、老紳士の隣に立った。
たぶん、夫婦なんだろう。
おばあさんが老紳士に言う。
「ほらあなた、それじゃ通じないでしょ、いつもの癖がでてるわよ」
Q何を伝えようとしていた?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます