第10話 小学生で習ったはずの四則演算

 小学生で習ったはずの四則演算なのですが、授業で四則演算を最初に正しく教えて頂いいた記憶が全くありません。


 後で答えが間違っていると指摘されるまで、全く気付かなかったのですから・・・


 四則演算をどの順番で演算をするのかは、とても単純な演算ルールなので、教えて頂いていれば、絶対にとは言えないものの、ほぼ忘れる訳が無いはずなのですが、何故テストで沢山間違えて、指摘をされるまで四則演算の演算ルールを知らなかったのでしょうか?


 おしゃべりにでも夢中で授業に集中していなくて、全く聴いていなかった?


 もしかして、居眠りでもしていた?


 それとも何か他のことにでも、夢中になっていた?


 今になっては、何の答えも出ませんよね。


 もしかすると、病気で休んでいるときに、その授業があったのかもしれませんが、

その当時の先生の教え方が悪かったのかもって、身勝手な考えで思えてしまいますから、何とも困ったものですが、そんなことでは何も解決しませんよね。


 ほぼ×ばかりのテストの答案を返して頂いたときに「四則演算の演算ルールは当然理解していると思っていたのに、とても残念だ」なんてイメージの言葉を先生から言われてしまい、カチンときてしまったことだけは強烈に覚えがあるのですが、「四則演算を、もう一度一から教え直しをしますね」って言って、再度しっかり教えて頂けたのですから、それはそれで良しとしましょうか。



 さて、試しに四則演算の問題を解いてみましょうか。


第1問  1+3×3-2÷2=


第2問  (1+3)×3-2÷2=


     ↓


     ↓


     ↓


     ↓


     ↓


     ↓


     ↓


     ↓


 第1問を関数電卓ではない普通の安価な電卓で、単純に順番にキー入力して演算してみると・・・答えは『5』になります。


 次に第1問を関数電卓の代わりに、表計算ソフトのエクセルにデータ入力して演算してみると・・・答えは『9』になります。


 関数電卓なんて、一般の方は普段使わないですから・・・サイン・コサイン・タンジェントなんて三角関数等の計算でもしなければ持ってないと思われる、キーが沢山付いた関数電卓、統計的品質管理だったかの教育か何かで、確か一度だけ借りて使ったかな? それ以降は二度と使う機会は無かったですね。


 では、四則演算のルールに従って演算してみましょう。

 四則演算ルールでは、左側から演算していく訳ですが条件があり、足し算と引き算よりも先に、掛け算と割り算を演算しなければなりません。


 そうなるとまず最初に、3×3 の演算をすることになりますから『9』の答えを出します。


 そしてその次には、2÷2 の演算をすることになりますから『1』の答えを出します。


 そして最後に、左から順に演算して、1+9-1=9 答えは『9』ですね。



 第2問を関数電卓ではない普通の安価な電卓で、キーの無い括弧『 ( 』 と、括弧閉じる『 ) 』を無視して、単純に順番にキー入力して演算してみると・・・答えは『5』になります。


 次に第2問を関数電卓の代わりに、表計算ソフトのエクセルにデータ入力して演算してみると・・・答えは『11』になります。


 では、四則演算のルールに従って演算してみましょう。

 四則演算ルールでは、左側から演算していく訳ですが条件があり、足し算と引き算よりも先に、掛け算と割り算を演算しなければなりませんが、最優先の( )がありますから、( )の中の1+3を最優先で、先に演算することになります。


 そうなるとまず最初に、1+3 の演算をすることになりますから『4』の答えを出します。


 次に1+3で出た4とその次の3で、4×3 の演算をしますから『12』の答えを出します。


 そしてその次には、2÷2 の演算をすることになりますから『1』の答えを出します。


 そして最後に、引き算の演算をして、12-1=11 答えは『11』ですね。



 四則演算は、そんなに難しいルールでは無いのですが、大人でも結構間違っているそうなので、表計算ソフト等の便利ツールが常に直ぐに使える訳でも無いでしょうから、今一度覚え直しておくと良いですよね。

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