045 猫吸い魔人

自宅前に段ボールが置いてあった。

中には目も開かない子猫が数匹。

私が以前、猫好きだと話していたからだろう。

『落とし主』は分かっている。

メモを付けて返しておいた。

帰宅した『落とし主』はメモと中身を見て悲鳴を上げただろう。

私はフィギュア製作者。

子猫の骨とミイラくらい、朝飯前だ。

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