020 キャンプ場の燻す鬼様

「鬼が出たぞ!」

その声に、キャンプ場に居た人々は色めき立った。

「こんな事もあろうかと!」

ある家族は、肉を取り出す。

「釣果は上々だったからな」

釣り人は、魚を取り出した。

「コレも大丈夫よね?」

キャンプ部の新入部員は、マシュマロを取り出した。


『イブスキ様、燻製してください!』

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