第27話 山に潜む危険

ドンガラガッシャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン



宿が墜落した場所は、なんと地面がオレンジ色に染まった場所であった。

破片が飛び散り、止まった宿から出てきたナル。辺りの景色を見て困惑した。


「(宿を殴って移動させた⁉︎)」


地面の様子がおかしい…なんだか甘い匂いがする。

彼は少しだけ、その辺の石を齧ってみた。


「⁉︎…この石、ビスケットみたい!」


「ん、どうしたの?ナル」


「あ、モコロー。この石、ビスケットみたいな味するんだよ」


「そんな訳…ん⁉︎」


モコローはその辺の石を頬張ってみた。すると、口いっぱいにビスケットの香りが広がる。


「え、すごい本当にビスケットみたい」

「疑ってるのに頬張るんだ」


やがてロックたちが目を覚ます。周りはオレンジ色の広場だ。


↓ロック

「(え、俺なんか疲れてんのかな?)」


「ほら、ここが電化製品エレキヘリテージのいる所だぞ。早く喜べよ」

↑カラーノ


ここビスケットマウンテンは、なんと地面や石がビスケットになっているのだ。金が無くても、その辺の土を食べれば生きていける。

つまり、働く必要が無い。故にこの山には大量のニートが彷徨いているようだ。


「じゃあ早速、電化製品エレキヘリテージを探しに行くか」


「ねぇロック、そんな事より宿屋で私と×××しな〜い?」


「いや、今から奴らを倒しに行かなきゃダメでな。てかソードン、お前の強さなら、あいつら瞬殺か?もしや」


「そんな事より私との愛の結晶を作りm」


「YA☆ME☆RO」

「⁉︎…」


「ソードン、そんなんじゃ健全な小説じゃなくなっちゃうよ!」

↑モコロー


「最初からR18くらいのノリでしょ?なら良いわよね⁉︎」

「ぐうの音も出ないな…」


↓ハンマード

「お前ら…もうちょっと穏やかになろうぜ」



「君ら、早く家へ帰れ。ここは危険な場所だ」


突然、誰かに声をかけられた。デーモンが怒鳴った。


「この我に向かってよくと呼べるな!」


「誰お前。

で…君ら、どこから来た?ここは今は危険な場所だぞ。とっとと家に帰ってネンネしな」


「口悪すぎだろ…」


声の主はなんと、手足が生えたロケット花火であった。あまりの見た目の異質さに、モコローたちは言葉を失った。


「で、なんで危険なの?」


モコローの問いにロケット花火は答えた。


「危険で巨大なロボットがこの山を徘徊してるからだ」


「え、ロボット…?」

「そう、ロボット。詳しい話は宿屋で話そう。宿主、俺を中へ入れてくれないか?」


「その前に手を洗えよ。汚染された手が宿ちゃんの壁にくっついたら、どう責任取る⁉︎」

↑カラーノ


「面倒な宿主だな、こいつ」

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