第8話 誹謗中傷と批判
昨今、SNSでの誹謗中傷が問題になっていますね。なんか、いつだったかは忘れましたが、前にも誹謗中傷について書いた気がします。
夏休み、あまり予定のない私はひとりぼーっとワイドショーを見ていたわけです。そして某芸能人の誹謗中傷についてのニュースを聞きながら、誹謗中傷はいけないな、と思いながら、でも誹謗中傷されないとひどさがわからない、なんてこともあるのかと漫然と思ったのです。例えば、罪を犯した人が多くの人からバッシングされることで罪の重さを実感する、とか。まあでも、すぐに思いなおしました。さすがにそんなことはないか、と。要は、相手が傷つかなければ問題ない。「あなたが間違っている」と一言伝えるだけで、それが何万と集まるだけで罪の重さを理解することができるか、と。
誹謗中傷:根拠のない悪口を言いふらして、他人を傷つけること
批判:1 物事に検討を加えて、判定・評価すること。
2 人の言動・仕事などの誤りや欠点を指摘し、正すべきであるとして論
じること
コトバンクのデジタル大辞泉から拾ってきたものなんですけど、本当にそうだよね、って思います。私たちがすべきなのは正義という名のもとに悪口を言うことではない。それではむしろ、私たちの方が悪人。それよりも、ものごとをしっかり捉え、熟考し、どこがどう間違いなのかを指摘することが求められている。感情的な誹謗中傷より、冷静な批判を選ぶ方がいいんじゃないかな、と思います。そのほうがより、伝わる重みも違うんじゃないかな。
(注1) コトバンク デジタル大辞泉
https://kotobank.jp/word/%E8%AA%B9%E8%AC%97%E4%B8%AD%E5%82%B7-684665
https://kotobank.jp/word/%E8%AA%B9%E8%AC%97%E4%B8%AD%E5%82%B7-684665
2024年8月18日参照
ネットからの参考文献表記ってこれであってんのかな……
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