四月二十七日 木曜日


チナミンと外に出ていたとき、私たちの前を歩いていた、おじさんの肩に白い鳥が留まっていて、可愛いなぁっとしばらく見ていた。

あれ? 本物かな? と良く見たら鳥ではなく、ただのマスクだった。


それをチナミンも全く同じように思っていて、しばらく二人で爆笑。

おじさんは片耳だけマスクのゴム紐を引っ掛けていて、マスクがまさに鳥みたいに肩にとまっていた。


これをみんなにも伝えたが、マスクが、うまく鳥に見せられなかった。

おじさんのマスク鳥は色々な条件が重なって、作られたのだ。

伝わらなかったのが悔しかったのか

「もう一度おじさんに会いたい」

「皆にも見せたい」とチナミンが言っていた。


その前に、ティッシュ配りのお姉さんからティッシュをもらえなかったのが、少し悔しかった。

(朝使ってしまいティッシュを切らしていた)

チナミンが、「あっ、いいでーす」と断っていたから、隣にいた私も渡されなかった。

ティッシュ欲しかったーっと言ったら

「えっ、ほしかったんですか? 今からもらいに行きますか?」と言われ、そこまでではないと断った。

もしものときは、チナミンにもらえばいいかと思った、ティッシュが必要な事態はなかった。


帰りに駅でもらえたので、明日用。





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