4月8日 雨天

 久し振りの学校。

 始業式の為、半日で帰宅。穴の調査に専念する。


 初めにひとつ、恐らく穴は、何かが接触してから三十分の間変化がなければ消失する。

 これが分かっただけでも大きな一歩だ。


 次に穴の内部について。


 思い切って頭を突っ込んでみた。

 真っ暗だが内部はしっかりと見渡せる様な不思議な空間が拡がっていた。

 広さは十畳に届かないくらい。大分広い。

 手に触れた水のようなものはおそらくだが【スライム】だろう。

 放り込んだ段ボールに潰されたそれらしきモノがあった。


 今日はここまで。

 明日も潜ろうと思う。

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