第8話 貝の日/『対になれない』
彼は二枚貝が好物と聞いた。クラムチャウダーにヴォンゴレ…胃袋をつかむため料理教室に通い、マスターした。
「君の手料理が世界一うまい」と褒められ、本命彼女の座を射止めるのも近いと思っていたのに……セクシーな女性が好みとフラれた。好物は卑猥な暗喩だったらしい。
バーのマスターは二枚舌だな。
◆4月8日は「貝の日」/2024年4月8日作
#140字小説 『対になれない』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます