【完結済詩集】暗い気持ちに寄り添えたら

板谷空炉

吐き出せなくて

どうか杞憂であってほしい

隣で聞こえる会話の相手

自分の悪口でないことを祈る


だとしてもどこにも逃げ出せなくて

誰にも確認を取りづらいもので

結局どこにも吐き出せなくて

誰を信じればいいのか分からない


だから抱え込んでしまうんだ

そして自分を追い詰めていく

悪いのは自分かもしれないし違うかもしれない

でも分からないから自分のせいにする

居なくなりたいけど無闇に止める人がいる

どうすればいいか教えてくれよ

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