第19話 神聖ジュリアナ聖王国 建国の秘密2

そして、俺達は話を戻す事にした。


「まあ、コレで異界について簡単な説明は終わったし、ダンジョンも大丈夫だな!」


「うん、お義父さん!じゃあ私からあと話そうか?」


「まあ、お前の知らない所は補足するから」


「了解!」


という事で、桜が建国の理由を話す事になった。


「実は神聖ジュリアナ聖王国はさっきも言った通り、初代国王と言うべき人は別にいたんだよ!」


と言う話まで戻っていた。


「そして、現在その人はジェルティアのとある所で神様を実はしてたりするんだけど・・・」


「てか、もう正体バラすのか?」


と聞くと、桜は


「もう良いでしょ!あの叔父ちゃんも3000年位したら話していいて言ってたし」


「そ、そうなのか?」


まあ、俺は聞いていなかったが、初代国王がもう話していいと言っていたとは初めて知った。


そして、桜はこう言った。


「初代国王の名前は、緑の神 神緑王 コベルニクス その人?なんだよ!」


と言うと、目の前に光の門が現れた。


「もう!お前ら!なんで話してくれないんだよ!

お前達を驚かせる為に待ってたのに、転生させないと話さないのかよ!」


と何かいじけていたので、ごめんと俺は謝った。


「て言うか、あんだけ念押して、呼ぶなよ!呼ぶなよ!と言うから忙しいのかと思って呼ばなかったんだが?」


と言うと、コベルニクスは頭に手を当てて、アチャーて顔をしていた。


「お前!お堅い奴だったなぁー昔から!

ほら、異世界の日本という国で近年あったであろう!押すなよ!押すなよ!と言うネタが!」


と言うコベルニクスに俺は頭を抱えた。


「それ、先に言いやがれ!コベルニクス!!」


そう言うと、俺の方に向かってきて俺の頭を叩いてきた。


「まあ、そう言うな!

そう言えばさっきまで、あの国、神聖ジュリアナ聖王国について話してたな!私が話してやろう!」


そう笑いながら話し出したので、コイツは昔から止まらないので、話させることにした。

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