第5話

月曜深夜、急遽バイトを頼まれた。

そういう時僕は断らない。

僕のわがままも聞いてもらってるから。

他の部署の都合で入ったばかりの人が回されてきた。

教えながらやる。教えるのは好きだし、割りと得意だ。わからないんだから絶対的に教える方が悪い。

誰でも最初は間違える。だから相手を見て、教える方が工夫しなきゃならない。

それでもミスは起こるし、あとは作業制とか、職場のヒエラルキーの問題だ。

そこに板挟まれるのも苦にならない。

なんて社畜に向いた人間なんだろう。

だから自営をしてるって側面も、ないわけではないけどそれがいちばんの理由ではない。

単純に社会に貢献して誰かの役に立ちたい。

それだけだ。

結局そんなバイトに明け暮れる想いを書いてしまった。

「五十嵐」

是非読んでやってはくれないだろうか。

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