第7話~最愛の人と~

「パパ、前からそうなんだけど、くー(子猫の名前)がいつもじっと私のことを見てる。ストーカーみたい。」

「ママ、羨ましいよ。俺には全く相手にしてくれないし、よく足は噛まれるよ(笑)」

うち(子猫)としては、ママが居てくれるだけで幸せ。

そうだ、うちはこれから、ママちゃんと呼ぼうっと!


とある日、

「ママ、亡くなったラムの名前を呼ぶと、くーは短い尾っぽを振るよ。」

「パパ、たまたまじゃない(笑)」

「そうかな?尾っぽも短いし、ラムの生まれ変わりかも。」

「パパはファンタジー映画の見すぎだよ。」

「ラム~‥ほら振っている。面白いね(笑)」

「ホント(笑)」

なんか知らないが、うちの尻尾が勝手に・・。


こういう日が一番だね。

うちはママちゃんの側に居られて、

「ワン(幸せ)」あれ?「にぁん(幸せ)。」

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