第158話 おかゆを食べた日

・・・・・・・ ・・・・・ ・


なんかこのところ、胃の調子がもひとつだ。

もひとつもうひとつ。

なんやかんや飲んで食べて、

すると、それに比例して、

胃が荒れているような気がしてならんのです。


子どもの頃の自由の森を、ふと思い出した。

子どもだからさ、調子が悪くなることもままあるよ。

そんなとき、おかゆを食べさせられるのね。

そのおかゆにちょっと塩を振ると、おいしかった。

梅干しでも入ると、なお、美味かったニャンよ。


だけど、おかゆなんて病気のときに食べるってイメージができてね、

普段食べるものって感じがしない。

変な刷り込みができてしまったかな?


そう言えば、思い出したぞ。

末期のブルートレインには「朝粥定食」なんてのがあったみたいや。

種村直樹さんのブルートレインのルポで、

朝の食堂車で食べていた記事を読んだ記憶がある。

あの頃私は20代前半だったか。

なんか、不思議な心地がしたものよ。

ワシなら洋定食やけどな、と、その頃は思っただけだった。


ところで、今、思いっきり飲み食いして胃が幾分荒れ気味。

しばらくおかゆを食べた方がいいのかな?

もちろん、節酒は最低条件だけど。

そんなことさえ思う今日この頃。

そう言えば、あの頃の種村さんと同じくらいの年齢に達しているよ。


養生しなきゃと思う今日この頃。


・・・・・・・ ・・・・・ ・


本日と明日は、去る8月末ごろの胃の調子がテーマです。

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