第16話 暖かい

あのオニから命からがら逃げ切った翌日、俺はこう思った。もしこのまま逃げ続ければ命は助かる。しかし、今逃げたら村人たちの生活はさらに苦しくなるだろう。どうする?どうしようその時目の前に手まりのようなものが転がってきた。何だっと拾い上げると女の子数人と男の子数人が駆け寄ってきた。手まりを渡すと子供達が「遊ぼう!!」と言ったので遊んでいると空が紅く染まっていた。いつも寒いと思っていた夕日は今日は暖かい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る