第8話 王達の願い


~セイ~


「王達は仲間を守るため国を守るために

魔獣の祖に挑み傷をつけた」


「それは偉業であり呪いでもあった」


「魔獣の祖はただ魔素が憎しみと怒り

悲しみを形をなして産まれた異形」


「故にその血には呪いがあった」


「魔獣が祖が通るとそこにいた生物は皆魔獣に変わった」


「・・・・・・・・」


「故に魔獣には元人間や獣人と色々な種族がいる」


「故に王達は仲間を元に戻すため魔獣の祖に挑んだ」


「だが誰一人倒せなかった」


「・・・・・・・・」


「それからいくつもの国ができては滅ぼされた」


「そこで王達は協力することにし、国と交渉をし皆を元に戻すため戦った」


「じゃが」


「…戻らなかったと」


「そうじゃ」


「それから国は騙されたとし王達と戦争に」


「だか被害がデカすぎていくつもの国が滅びかけた」


「そこで王達は、国と取り決めをした」


「魔獣を人に戻すことを諦め」


「魔獣と人々の土地分けた」


「そして国と休戦協定を結んだ」


「魔獣の土地に入れば殺されても文句なし」


「逆に魔獣が人々の土地に入れば殺されても文句なし」


「そう協定を結んだ」


「・・・・・・・・」


「そのせいでこの世界は発展が遅れている」


「じゃからカイは世界が産んだ異形

生かしておけなかったっと

いうわけじゃ」


「……ふぅ~」


「まぁそんだけの理由があったなら

文句は言えないな」


「うむ、許せとは言わん」


「じゃが理由があったそれだけじゃ」


「それで王達はカイのこと知っているのか?」


「あぁ一応全ての王達には伝えてある」


「返事は?」


「全ての王達は魔獣の祖の復活は阻止したいと」


「なるほどね、よほど恐れているんだな」


「そりゃそうじゃろ」


「なんせ世界が産んだ異形だからの」


「それを言うならその世界を産んだの

お前じゃね?」


「ウグまぁそうじゃの」


「しかしあれは予想外じゃった」


「?神ならそんなことないだろ?」


「それがそうでもない」


「儂は神に近いが神でわない」


「????」


「どちらかとゆうと研究者じゃな」


「どうゆうことだ?」


「儂は宇宙を生み出せるが人は生み出せん」


「ただ世界の有り様を見て監察し記録を取る」


「故に全知全能ではない」


「ただ時間をかけて監察し導く事はできる」


「だからお主を今の世界に送った」


「ふ~んまぁよくわからんが大変だな!」


「ふふそりゃそうじゃろ」


「初めてのことは数多くある」


「故に失敗もする」


「じゃが時間をかけて学んでいくだけ」


「そしてたまには手助けをする」


「それでいいんじゃ!」


「そうかまぁ今の世界に転生させてもらったからな」


「何も文句は言わねぇ」


「てことでそろそろ戻してくれ!」


「そうじゃの」


「そろそろ朝じゃからな」


「ではまたの」


「あぁまたな」









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