アイデアNo.029 リストカット:設定+シーン

 母親の自殺を経験した主人公。

 

 ある時、言い寄られた女性とその日のうちに肉体関係を持つことに。

 しかし服を脱がしている際、彼女の手首にリストカットの痕跡を見つける。


 「こ、これは気にしないで。もう昔のやつだから」

 

 そうとりつくろう女性に対して、主人公はどこまでも冷静だった。

 

 そんな主人公の反応に驚いたのは女性のほうだ。


「驚かないの?」


「驚いてるよ」


「うそ。普通はもっと引いたり、距離を置こうとするのに」


「ただキミが死ななくてよかったと思って」



▼▽▼▽▼▽



 記憶になさすぎて自分でも新鮮に読めました。

 一時期、ライトノベルではなく一般文芸を書いていたことがあります。

 たぶん、その頃に考えたアイデアですね。7年前くらい??

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