アイデアNo.001 奴隷制度:あらすじ+設定

 増える人口、低下する労働力。国は社会というシステムを維持する事が難しくなっていた。 


 そこで国は、失われた労働力を補填する為に『奴隷制度』を取り入れる事にした。


 そして、制度が取り入れられて20年の歳月が流れた。

 はじめは理不尽な制度に怒り、悲しんでいた民衆も慣れてしまっていた。いや、正確には納得してしまった。なぜなら、制度の導入により国は持ち直したのである。


 けれど、私はふざけるな、と思う。

 私は奴隷だ。生まれた時から奴隷だった。私には、何の機会も与えられずに、ただ親が奴隷だったから、という理由だけで奴隷にされてしまった。


 しかし、運命は大きく変わり出す。

 今、まさに命尽きようとしている母。その母が私に告げるのだ。

 私の生き様を変えてしまう言葉を。

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