チートが覚醒を続けてしまって…!?
セブン君
第一章〜光界編〜
第一節〜決意〜
第1話【バグ】
ー世界の理を壊すものが生まれたー
ある日研究者がナンバー族というアンドロイドを作り始めた。
アンドロイドと言っても人間と機能はほぼ同じである。それでは何が異なるのか。
それは、異常なステータス値と能力があることだ。
だが、研究者にはステータス値の操作を行う術はなかった。そのためどうしても力に偏ったりエネルギーの変換効率に偏ってしまうことがあった。
だが、とある日革命は起きた。
それは4号機、「フォー・ナンバー」の誕生だ。
フォーは、圧倒的な攻撃力、守備力、知能を兼ね備えて誕生した。
研究者は1,2,3号機を無機能のアンドロイドに吸収させ、フォーを誕生させた。
だが、5号機「ファイブ」と6号機「シックス」はそれぞれ攻撃力,守備力に特化し、シックスは高い知能も兼ね備えていた。
しかし、研究が順調に進んでいた日、事件は起こった。
無機能アンドロイドに異常状態を起こした原子を入れた時、アンドロイドが急激に変化を起こした。このアンドロイドは一瞬のうちに目の前にいたフォーを吸収し、覚醒を引き起こした。
また、覚醒したアンドロイドは好戦的でビル3軒同時破壊も出来てしまうほど攻撃力の高いファイブの攻撃を反射し、また吸収してしまった。そしてファイブですらなかなか超えられない守備力をもつシックスの防御を完全に貫通し、吸収してしまった。
ーバグが圧倒的な力を持つものを超えてしまったー
研究者はすぐにエネルギー制限をかけようとした。だがバグは制限装置をそれよりも早く破壊してしまった。
そしてバグは研究所を出ていった。
このバグアンドロイドは7号機「セブン」と名付けられた。
そしてセブンは用もなくこの世界を彷徨うのだ。
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