詩『将棋』
名古屋大学文芸サークル
『背中』作:八六
いつも後ろから君たちを見ている
一歩一歩前進するものたち
一直線に駆け抜けていくものたち
馬に乗って飛び跳ねるものたち
兵を束ねるものたち
戦陣を自在に駆け回るものたち
自陣を守る金壁のものたち
私はいつも背中を見ている
私は誰にも背中を見せず
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