禄星命のルース記録

第27話 〚スー〜スタ〛

〚スーパーセブン〛

　化学式は不明。モース硬度は7。

　名前の由来は、「アメジスト、クォーツ、スモーキークォーツ、カコクセナイト、ルチルクォーツ、ゲーサイト、レピドクロサイト」の七種類の鉱物を内包していることから。

　だがその全てを含んでいるルースは非常に稀であり、市場に流通しているほとんどは、三種類前後しか内包していないとのこと。

　相場はお手頃〜やや高め。1000円から入手可能である。比較的大粒の物が多く、選り好みできる程度にはショップに並んでいる。

　私は現時点で1つ所持している。2.08ct、カボションカットのものだ。早速内包物を確認してみたところ、少なくとも、赤い何かと黒い何かは見て取れる。……肉眼では、色のついた砂鉄がクォーツ内に散っているようにしか見えない。

　とはいえ、このタイプの石は珍しい。とりあえず、コレクションの一部として仕舞っておくことにした。

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〚スカイブルーアパタイト〛

　化学式は不明。モース硬度は5程度。

　現時点では未所持のため、詳細は入手後に加筆する。

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〚スギライト〛

　化学式は不明。モース硬度は5.5~6.5。

　日本人が発見し、命名した珍しい石。……なのだが、出回っているルースは、ほぼ間違いなく外国産である。チャロアイトと似ているので、騙されないよう注意が必要。

　相場は3000円から。数珠繋がりタイプのブレスレットだと、大卒の初任給が一人分ないし二人分吹き飛ぶほどの額になる。とはいえ流通量は少ないため、迷うくらいなら買っておいた方が良いかもしれない。

　知名度は低いものの、局所的な人気を誇る故に静かな争奪戦になりがち。

　現時点では1つ所持している。ジャスト6.00ctの雫型だ。一見すると不透明な黒っぽい石に見えるが、ライトで照らすと、巨峰のような濃い紫色が浮かび上がる。艷やかな表面も相まって、美味しそうだ。

　ペンダントに加工したいが、技術がないため保留中。いずれは着けて外出したい。

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〚スコロライト〛

　化学式はSiO₂。モース硬度は7。

　流通量は少ないが、相場は手頃。クォーツ系統なだけあって、大粒のものが手に入りやすい。タイプは二極化しており、透き通ったものか、ナタデココのように朧なものがほとんど。

　現時点では1つ所持している。4.16ct、オーバルブリリアントカットのものだ。透明度は高く、淡い藤色が幻想的である。

　このくらいの大きさになれば加工はペンダントトップ一択になるが、ひとまず「たまに転がして遊ぶ用」にした。

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〚スターサファイア〛

　化学式はAl₂O₃。モース硬度は9。

　突然人気が上昇した宝石。

　現時点では未所持のため、詳細は入手後に加筆する。