ディズニー イリュージョンアイランド ~一撃死の恐怖~
■ディズニー イリュージョンアイランド ~ミッキー&フレンズの不思議な冒険~
発売ハード いろいろ
プレイ環境 Nintendo Switch
プレイ時間目安 1週間程度
Nintendo 様の粋な計らいにより、2025年10月の金土日はいっせいトライアルという、Nintendo Switch Online に加入していれば名作ゲームを期間限定の無料で体験できるイベントがあり「これを逃す手はない!」と、もちろんあやかりました。
今回はなんとあのディズニー様のゲームでございます。
ジャンルはメトロイドヴァニアです(メトロイドヴァニアについては「ENDER LILIES」で説明しているのでそちらをご覧ください)。
メトロイドヴァニアといえば敵を倒すイメージですが、夢と魔法の国の住人は平和主義者なので敵は倒しません。敵をよけてアクションを使い分けながら進むゲームとなっています。
とても親切な設計だったので、ゲームシステムを中心に紹介しようと思います。
・手間がかからない
最初のライフは1、2、3、無敵の中から選ぶことができ、高難易度でプレイする場合は1で、ゲームに慣れていない方は無敵モードでプレイするなど、プレイヤーに合わせた難易度で挑戦できます。これはゲーム開始後でも設定でき、途中で変更することが可能です。
各地の至る所にセーブ地点があり、ライフが0になると最新のセーブ地点からスタートできます。高難易度でプレイしたとしても出戻りが少なくて安心です。途中で手に入れたアイテムも取り直す必要はありません。なんて親切なんだ。
僕はもちろんゲームに自信があるのでライフ3でやりましたけども。え? 自信があったら1にしろ? だって3日でクリアできる自信なかったんだもん。ちなみに最大ライフも後述の方法で増やすことができ、3つまで増やせます。
・ゲームスピードは遅め、だが若干早くする方法を見つけました
ダッシュがなく、ジャンプもフワッとしているので爽快感は得にくいかもしれません。その割にマップの特定のコースを走るタイムアタックのミニゲームがあります。決められたタイムより早く走ることで実績が解除できます。
スピードに飢えた僕は裏技を発見しました。空中にいるとき二段ジャンプが使えるのですが、こちらもフワッとします。また、空中にいるときは滑空も使えます。滑空は本来、上昇気流に乗って上昇するアクションですが、通常時に使うとパラシュートのようにゆっくりした速度で落下します。この裏技では、この滑空をやめた時に速度が0になり、落下を始めることを利用します。つまり「二段ジャンプ(ジャンプ中にBボタン) → 滑空(Yボタン) → 滑空キャンセル(Yボタンを離す)」を素早く入力することで上昇するジャンプの慣性をキャンセルし、即落下できる技なのです(ボタンはSwitch準拠です)。また、トランポリンのようなオブジェクトを踏むと高く跳べるのですが、こちらも踏んだ後に同じ操作で即落下することができます。これにより、高く跳びすぎる事故も減ります。
これは使える! 実際、この技をタイムアタックで多用しました。そのお陰かどうかはわかりませんが、実績を解除することができました。自分が初かどうかはわかりませんが、自分でいろいろ操作しながら小技を見つけるのは好きです。
・スモールゴールがわかりやすい
最近はオープンワールドのゲームが増え、何をしてよいかわからない状態が苦になる人もいるのではないでしょうか。そんな人はオープンワールドを遊ばないと思いますが……。今作ではタスクがちゃんと見返せるようになっていますし、地図を見ればどこへ向かえばよいか分かるようになっています。
実は、人のモチベーションが上がる手段の一つが「進んでる感」だったりします。ある実験では、ドリンクを買うことでスタンプを集め、スタンプカードを埋めるとドリンクを1杯無料でもらえるというサービスを用意します。そこで、スタンプを最初から九個集めるようにするか、十個分の枠を用意してその内の1個を既に押した状態で進めるのかを比較したところ、どちらもスタンプを九個集めるのは変わりないにも関わらず、1個既に押してあった方がスタンプを集める人が多くなりました。このように、進んでいる感覚が一番のモチベーションとなることが分かっています。
・収集のしやすさ
収集要素のアイテムが残り何個か、現在何個集めているかがエリアごとに表示されており、これも進んでいる感覚を生む環境になっています。それでも地図に表示されていない隠しエリアは自分で探さなければならないのですが、壁をよく見ると隠し部屋のマーカーがちゃんと用意されています。中にはヒントすらもらえず、片っ端から壁にボムを置きまくって隠し扉を見つけるか、攻略サイトを見ないと分からないようなゲームがありますが、今作はそんなことをしなくてよいわけです。
最初にライフの話をしましたが、最大ライフを増やすには「かがやき」という物を何百、何千個と集める必要があります。これを全て集めるとアイアンマウスモードで遊べるようになります。
・全てを台無しにするアイアンマウスモード
アイアンマウスモード。一度ライフが0になったらゲームオーバーという玄人向けのモードです。セーブ地点に戻ることはなく、続きを遊ぶこともできません。
最初にこれを見たときはバカかと思いました。クリア時間が短いゲームならともかく、このゲームはクリアだけを目指すと4~5時間はかかる見込みです。しかも終盤がかなり難しく、ライフがゴリゴリと削られてしまうので「かがやき」も集めながら最大ライフを増やしつつクリアを目指さなければなりません。
もちろん挑戦しました。挑戦したのは3日目の午前11時、いっせいトライアルは18時に終了します。時間的に1回の挑戦が限度。果たして、いっせいトライアルが終わる前にクリアできるのか。
ちなみにアイアンマウスモードをクリアすると実績が解除されるだけです。はい。それだけのためにプレイします。何か?
このモードになった途端、ライフが1になると緊張が走ります。メンタルも試されるわけです。ライフを回復する手段は、各地に置かれている救急箱(僕はそう呼んでいます)を開けてハートを取得するか、癒しの泉で全回復するかになります。残りライフが少なくなった時は、無理せず近くの救急箱や泉で回復します。
さて、終盤まで進んだものの、どうしても不安が拭えません。その要因は、終盤が難しいことだけではありませんでした。というか、ラスボスまではあまり問題ではありません。実はライフの最大値を増やす時、「かがやき」によるロックを操作によって解除する必要があります。自動で最大値が増えるわけではありません。そしてライフの最大値を増やすと、なんと全回復することがわかりました。
もうおわかりですよね? ピンチになったときは好きなタイミングで全回復することができるわけです。ついでにライフの最大値が上がります(とは言え最大値アップもありがたい)。
これを利用すれば終盤の道中でやられまくっても、ロックされた最大ライフの数だけ回復できるわけです。最大3回使えるので計画性が問われます。1つ目は道中で解放しました。中盤の道中でもライフ3つでは足りないので、貯まった瞬間4つに増やして進みます。2つ目は終盤近くでライフが1になってしまい、安全のために最大値を増やしました。そして3つ目は……無事にラスボスまで持ち込むことができました。これでピンチになってもいつでも全回復できるぞ!
そしてラスボスが奥にいる最終ダンジョン。不安要素が目前に迫ってきます。不安の正体。それは、ラスボス撃破後の脱出の場面。ラスボスを倒したからといって安心できず、ダンジョンから脱出しなければなりません。
その時に現れる上からゆっくりと迫ってくる闇の空間。触れるとなんと一撃死! 「今までの苦労はなんだったんだ」という。実際、初見プレイの時にどれだけやられたか……。でも今回は触れたらやり直しがきかず、即ゲームオーバー。もし触れてしまえば、今までの苦労がパーに!
ダメージを受けながらもラスボス前ダンジョンを踏破、ラスボスも撃破。ダメージは受けたものの心配するほどではない。そもそもボス戦ではある程度ダメージを与えた段階で回復ハートがちゃんと配置されます。一撃死に比べればめちゃくちゃ親切。最大ライフアップも残ってる。
その後のムービーをスキップし、いざ脱出。
最初はベルトコンベア。上から飛んでくるコウモリに注意。足元のトゲにも注意。と言うのは簡単で、どうしてもダメージを蓄積してしまいます。残り1になった時、最終奥義を発動します。最大ライフを1増やし、全回復!
続いて水のステージ。周囲の壁に生えているトゲに注意。泳いでいる敵にも注意。泳ぐときの操作はなぜか癖があるので注意。初見ではこの謎の操作性にやられましたが、今回はなんなくクリア。
水から上がり、上昇気流に乗って滑空上昇。壁一面を覆うトゲと、周期的に動く2枚のトゲ付きの板に注意。最速で突破しなければ周期的に板が道を閉ざしてしまい、闇の空間に呑まれてしまいます。
ここで不測の事態が起こりました。予想外のトゲの当たり判定の大きさ。上昇気流に乗って上昇している最中、板に生えてるトゲに横から当たってまいました。
少しだけノックバック。無敵時間が5秒ほど。
当たったのは1枚目の板のトゲ。無敵時間を利用すれば次の板を突破できるか。
そのまま2枚目へ向かう。
道は開いている。まだ間に合う。
しかしここで、2枚目の板が――閉じた。
閉じ込められた。
そんなことはお構いなしに迫ってくる闇の空間。
壁が開くには数秒必要
早く開け。無敵時間が切れる。
再びトゲに刺さるが構わない。
死ななければ安い。
早く開けってまじで! 死ぬって!
そして――
闇の空間に――
呑まれた――
あああああああああああああ!!
…………。
なんで当たったの?
まさか、トゲの当たり判定が大きいと思わないじゃん。
安全に大きく回ればよかったじゃん。
終わってからなら何でも言えるよな。
ゆっくり行けば助かったんじゃないの?
うるせえ! じゃあお前がやれ!
いや、お前は俺で、俺はお前だから。
画面に書かれるゲームオーバーの表示。
『キミの旅はここでおしまいだよ。』
うるせえ!
もう一度挑戦――するには時間が足りないよね。
…………。
メインメニューに戻ると、泣く泣く初見プレイのデータにカーソルを合わせ、穴を掘って宝石を集めるミニゲームを粛々と進めるのであった。
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