第10話
「ここはワシのしまじゃあ。お前らは出て行け」
「なにか証拠はありますか」
「証拠」
「そう胡椒です」
「こしょう」
「宋祥子です」
「どっちでもええわい、どっちもない」
「それではアナタのしまであるということは
照明できないわけですね」
「ま、まあ」
「わたしは鯨です」
「ホウホウ」
「だからここに住む権利があります」
「なぜゆえに」
「マウンテンゴリラだからです」
「なるほど」
「わたしはステゴザウルスなのです」
「ホウホウ」
「わたしは野に咲く花なのです」
「きれいにきたな」
「だからおぉ♪(ノ)’∀`(ヾ)御影サンショウウオなのです」
「なんやわからん」
「だから天然記念物なのです」
「なんとなくわかる」
「ともかく大切にしてください」
ズバッ‼
「惨殺」
「大切にしてください」
「んなんで死なへんえん」
「ボクは不死身なのです」
ドスッ‼
「死んだか」
「この洗剤をどうぞ」
「わっ、びっくりしたああああーっ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます