第3ニャン 隣のわんこ

 おはようございます。こんにちは。

 もしくはこんばんは。


 まいねーむいずゴンザブロウ

 あいあむあうーまん…………よし! やめよう!

 ばいりんがるにはなれん!

 私はゴロりんがるだからな!!


 改めまして! 私の名前はゴンザブロウ! 

 メスです!!


 さて、本日は隣の一軒家イッケンヤという所に居候しているわんこについてだ。


 ひなたぼっこついでにわんこの一日を観察していた。


 朝日とともに起きたか……。ん? 

 あれはわんこ主人あるじか……ご飯だな……。


 今度は遊びに行くのか……? 

 ひもを付けられているな……


 ─────……────……─────


 帰ってきたか。寝たな。


 ─────………


 起きたか……


 なんか飽きてきた…………

 よし! からみに行くとするか………!


 わんこの目が点になっている。


 ふっふっふっ!

 それはそうであろう! 私の華麗カレイなる跳びじゃんぴんぐを目にしたのだから!


 わんこよ! お前の名前は何という?


ワンッわんっワンンンッこん・ざぶ・ろう!!


 《 ゛》しか違わんではないかーー!!!!


 私の主人あるじはこやつから名前を借りたのではなかろうか………? 


 ────…………

 しかもオスではないかーーーー!


 気を取り直しここで疑問を聞いてみよう! 


 ひもをつけられて犬小屋わんこすむばしょで自由を奪われて不自由ではないのか?


ワンっわん不自由というなの! わんッワウウウウウン自由をあじわっている!」


 意味がわからん!!


 不自由は不自由だ!

 自由は自由だ!


 ひもをつけられて、犬小屋わんこすむばしょに1日中つかまえられ食べて寝て2回ほど遊びに行くことのどこが自由なのだ!


 この私みたいに塀の上ほそいみちを散歩し、華麗カレイなる跳びじゃんぴんぐ動物いきものを観察する方が楽しいぞ!


 だが待て!  

 これは私の押し付けではなかろうか? 


 ………………


 わんこのこんざぶろうよ! 

 私はおぬしの自由を尊重しよう!


 ふっふっふっ


 私としたことがどこぞの人間ニンゲンのように失言をするところであったわ!


 ふっふっふっ!

 今日も自由を満喫マンキツできたぞ


 本日の私のゴハンはなんだろう…………?



 それでは、また次回お会いしよう!



               by Gonzaburouゴンザブロウ


 ──── 🐈 ──── 🐈‍⬛ ──── 🐈 ────


 それにしても隣のわんこ、食べて寝ての繰り返しでフトりはせぬのか……


 私は……………───

 よし! 散歩を増やそう!


 作者──あのゴンザブロウさん……?


 なんだ? 終わってないのは知っているぞ!


 ──ふにゃ……


 どこをつまんでおるーー!


 ──ドカッ!


 私のネコすとれーとパンチはきくであろう!


 作者──すみません……ついつい……


 ついついではないわーー! 

 これは《せくはら》というものではなかろうか!


 作者──だから謝ってるじゃないですか?


 同じことをしたら今度はツメをたてるぞ!


 というわけだ見ている者よ!

 イヤがりそうなことはやめることをお勧めする!


 読んでいただき礼を言うぞ!

 また会おうではないか!



 

 

 



 

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