第3話 幸せな一日
サミエル「ねぇ〜、家、行きたいよ〜、ダメ〜?」
サミエルは、カムイの足に抱きつく。
カムイ「お前は、彼女か?、気持ち悪いな、離れろ、この、バカ」
怒り口調で、サミエルを振り払おうとするが、全然離れない。
サミエル「筋トレは正義」
ドヤ顔をする。
カムイ「気持ち悪いなこの脳筋バカッ」
シズキ「なんでまた、カムイの家に行きてぇんだ」
シズキは、部屋の扉に持たれている。
カムイ「ノックぐらいしたらどうですか?」
怒り口調で、喋る。
サミエルは、シズキに対して応答する。
サミエル「それはな、
カムイの、彼女見たくない?」
シズキ「分かる、俺も連れてってくれ、カムイ」
サミエルとシズキは、カムイの方へ向き、圧をかける。
サミエル「いいよね?」
シズキ「お願い?」
カムイ「あーもう分かったよ、家の住所教えるから、来たいなら勝手に来いッ!」
数十分後
カムイは、片手にビニール袋を持ち帰路に着く。
カムイ(俺の、唯一の休暇が、無駄になっちまう)
カムイは、二階建ての一軒家の前で止まり、鍵を回して、家の中に入る。
向こう側から、黄色の髪で、目が透き通った水色の、目の、女性が、こっちへ、迫って来て、カムイに抱きつく。
???「おかえり!」
女性はニコニコで、抱きつく
カムイ「ただいま、ハナちゃん」
ハナニラ「おかえり、カムイ」
カムイ「ほら、モンブラン買ってきたぞ」
カムイは、いつもより優しい口調で喋るり、ハナニラに優しくハグをしようと手を回すと、
ピンポーン
カムイ(クっ、あいつらか)
ハナニラは、はーいと言いながら扉を開けると、そこには、サミエルとシズキがいる。
サミエル「よー!カムイ来たぜー!で、今抱きついてるのが、彼女さん?、熱々だね〜」
カムイ「お前らが来るまでな、」
怒り口調で喋る。
ハナニラ「カムイにお友達?!」
ハナニラは涙をうかべる。
ハナニラ「カムイに、友達なんて、今日世界が終わるのかしら、」
カムイ「ハナちゃんまで、そんな俺、変か?」
カムイは首をかしげる。
ハナニラは、くすくすと、笑う。
ハナニラ「とりあえず、上がってください、飲みものを、用意しますので」
シズキ「ハナニラさん、これ、つまらないものですが」
シズキは、紙袋を2つ渡す。
ハナニラ「あら、2つも!ありがとうございます。」
シズキ「片方は、サミエルが買ったものなんで、」
シズキは、苦笑いをする。
カムイ「おま、何、大先輩に荷物持ちさせてんだよ!」
カムイは焦ったように喋る。
サミエル「あ!、ほんとだすいません。」
シズキ「いいよ、大丈夫だから」
シズキは微笑む。
カムイ、サミエル、シズキは、玄関からリビングへ向かう。
サミエル「あっごめん、トイレ借りていい?」
カムイ「おう、ここの廊下を真っ直ぐ行って、右だ」
サミエル「おっけーー!」
サミエルは、廊下を歩いていると、台所の、ハナニラと目が合う。
ハナニラ「トイレですか?」
サミエル「はい!」
サミエルは、はっと何かを思い出したかのように、話始める。
サミエル「カムイとは、どうやって出会ったんですか?」
ハナニラは、ニヤニヤしながら喋る
ハナニラ「えー、なに、狙ってるのー?」
サミエル「違いますよ、」
サミエルは、苦笑いをする。
サミエル「ただ、あいつに彼女がいるのが、意外すぎて、どんな風に出会ったのかなって」
ハナニラ「うーんとね、」
ハナニラ「秘密!、じゃないとカムイ嫌がると思うし」
サミエルは、納得したように喋る。
サミエル「ですよね、でもなんか安心しました!」
ハナニラ「で、トイレはいいの?」
サミエル「あ!、忘れてた、漏れるーーー!」
サミエルは、急いでトイレへ向かう。
カムイ「なんか、シズキさんと2人なんて、中々ないっすね」
シズキ「確かにな、それでさ、彼女さんとはどうよ」
カムイは、下を向いて、シズキは煽りすぎたかもと後悔していると、、、。
カムイ「まず、仕草だろ、よくやるあの髪を耳にかきあげるのと、舌なめずり、そしてあの容姿も……あ」
カムイが横を見ると、そこにハナニラがいた。
カムイの顔がタコの様に赤く染ってゆく。
ハナニラ「えーー、なんてーー、もっと教えてよ〜」
ハナニラは、嬉しそうに続きを聞こうとする。
カムイ「うるさい//」
シズキ(カムイが照れてる……珍しい)
サミエルが帰って来ると、、、
うずくまっているカムイと、ニヤニヤしているハナニラと、ぽかんとなっているシズキが居る。
サミエル(カ・オ・ス!)
サミエル「あのー、俺居ない方がいいですか?」
カムイ「……」
サミエル「なんて?」
カムイ「な、と、て」
サミエル「え?」
カムイは、思いっきり叫ぶ。
カムイ「何とかして!!!!」
サミエル「え、えぇ!」
その後、なんやかんやあり、時間は18時……。
サミエル「じゃぁまた、明日!」
シズキ「じーなー」
カムイ「おう」
ハナニラ「じゃぁ、気おつけて、」
2人は、玄関を空け、外へ出る。
カムイとハナニラは、リビングへ行き、ソファへ座る。
カムイ「はぁ、疲れた」
ハナニラは、膝をポンポンする。
カムイは、仰向けで、膝枕される。
ハナニラ「ねぇ、懐かしいね、」
カムイ「ん?」
ハナニラ「屋上でもしたよね、、」
カムイ「懐かしいな」
ハナニラは少しムスッとして、
ハナニラ「君が死のうとするからだよ!」
カムイ「ほんとにごめん」
カムイは悲しそうにする。
ハナニラは、カムイの頬に手を当てて、口付けをする。
俺が好きな、仕草あの時と同じ、彼女は、キスをした後、必ず舌舐りをする。
心が、軽くなる、優しい唇、いい匂い、
ハナニラ「ねぇ、もう死のうとしないでね」
ハナニラは悲しそうに言う。
カムイ「ハナちゃん外部限り、そんなことないから安心して、」
ハナニラ「うん!」
その後、休暇が終わり寮へ行くと、シズキとサミエルにとっても煽られたのであった。
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