やってきたこと


「帰りたくない」宣言は

逃避行に同じ

繋いだ言葉越しに

あの頃の僕を見ていた


道標も無いような

霧の中 君の姿

先導は出来ないけれど

手を握っていられるから


あの日の約束

あの日の使命

いつしかひっくり返った

役目を巻き戻すように


努力のすべてを

僕は知らない

それでも


「お互いに」よりも「一緒に」

紡ぐ言葉に解釈を

涙が溢れてもいいように

遺す灯火に沈黙を



「やってきたことは

  無駄じゃないから。」




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