ゴミを出しに行った時の話なんですけど23時過ぎにアパートの目の前のゴミ庫に行こうと降りると人がゴミ庫の前に立っていて正直、時間外に出してるので気まずいし退いてほしいな…と思いつつ近づいたんです。そしたら、その人がこちらを向いてきて。女性だったんですけど両手をグーにしたまま差し出してきて「どっちにする？」って聞いてくるんです。もちろん、知らない人で「え？」って聞いたんですけど変わらず「どっちにする？」って聞いてくるんです。困ったな…と思ってると他の住人もたまたまゴミ捨てに来て…。怖そうな兄ちゃんで邪魔！みたいな視線でこちらを見てくるんです。だからゴミ捨てずに家に戻ったんですよ。気持ち悪いし怖いし明日の朝に出せばいいやって思って。次の日の朝の6時頃ですかね、パトカーと救急車の音で目覚めまして。どうも、うちのアパートの目の前なんですよ。起こされちゃったしゴミ捨てついでに野次馬してくるか…と思ってゴミ庫に行こうとしたら警察がゴミ庫辺りを調べてたのでゴミが出せなくて、とりあえず野次馬してる人に「何かあったんですか？」って話しかけたら「ゴミ庫内に男性が倒れてて…」って話だったんですけど風貌がおそらく昨日の怖い兄ちゃんなんですよね。何かそこで「多分、どっちか選んで間違えちゃったからこうなったんだな…」って考えが浮かんで…。そんなわけないだろ！と自分に言い聞かせてるんですけど、あの女性って何なんですかね…。あと何かどっちを選んでも良くないことが起こりそうな気がして朝、ゴミ出しをするようになりましたよね…あの女性と会いたくないし…という話

追記

後日、ゴミ庫に手書きの粗雑な張り紙が貼られており「つぎは左をえらぶ」と書かれてる張り紙が剥がされては再び貼られるを繰り返してるそうです。