203 肉体労働
若い頃は
肉体労働や
郵便配達の
仕事など
体力面でも
精神面でも
キツい仕事を
していた
おれは働きながら
事務の仕事とか
デスクワークを
している人たちが
羨ましくて
しょうがなかった
その一方で
作家とかの
クリエイティブな
仕事にも
憧れた
おれは若い頃から
肉体労働や
郵便配達の
仕事をしながら
小説や
詩を書くだけで
おカネが稼げれば
どんなに良いだろうと
そんなことばかり
考えていた
おれにもかつて
そんな時代があった
今のおれの
環境は
あの頃に
比べると
かなり理想に
近づいた
これからは
稼ぐことを
意識しながら
モノを書くことに
するつもりだ
いくらモノを
書くことが出来ても
おカネにならなくては
どうしょうもない
今の生活に
特に不満はないが
おれは常に
ステップアップを
頭に置いている
とにかく
若い時にやった
肉体労働だけは
これからはやらずに
済みそうだ
今から
肉体労働なんて
やったら
寿命を短くするだけだ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます