16 喫茶店を退職

普段は喫茶店で

店員の仕事をしながら

空いた時間や

休日を

利用して

詩を書いているが

そろそろ

喫茶店を

退職して

文筆活動だけで

生活することも

考えていた


しかし

その想いも

当分の間

叶えられそうにない


おれもネットでは

知名度が

以前よりも

上がってきて

喜んでいたが

現実は

それほど

甘くなかった


世の中そんなに

甘くはない

自分の想いとは

裏腹なこと

ばかり起こるのが

現実の世の中だ

いい意味でも

悪い意味でも


おれも歳だし

喫茶店と

文筆活動の

二重生活が

多少辛くなってきた

若い時なら

それでも喜んで

やっていただろうが


これからおれは

どうなるんだろう

まだそれも

先が見えていない


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