第157話 日本三大稲荷?
日本三大稲荷って、何処なんでしょう。
全国に3万社以上あるという稲荷社ですが、その総本宮が、京都府京都市にあり、「稲荷信仰の原点が、稲荷山」という伏見稲荷大社です。
日本三大稲荷の筆頭は、総本宮の伏見稲荷大社ということで、たぶん間違いはないのでしょう。
でも残り2つは諸説あるようですし、自薦他薦あり、候補の稲荷が沢山あるみたいなんですよ~。
豊川稲荷(愛知県豊川市)、最上稲荷(岡山県岡山市)、祐徳稲荷神社(佐賀県佐賀市)、笠間稲荷神社(茨城県笠間市)、草戸稲荷神社(広島県福山市)、竹駒神社(宮城県岩沼市)、千代保稲荷神社(岐阜県海津市)が、その候補でらしいです。
お稲荷さん、お稲荷様とよばれて親しまれる、きつねでおなじみの稲荷神社。
日本人にとっては、もっとも身近な神社なのかもしれませんね。
稲荷神社の神様は、宇迦之御魂大神(ウカノミタマノカミ)様 倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)で、その眷属がきつねです。
そんな事情で日本三大稲荷? 一応ホームページでは「日本三大稲荷の一つに数えられ」としている、祐徳稲荷神社にバスツアーのバスに揺られて、訪れました。
朱の色をメインに、綺麗に彩られた祐徳稲荷神社の境内は、お見事の一言です。
のんびり一人旅と違って、色々と時間的な制約がありますから、風景写真の撮影もする小生は、参拝するのも急ぎ足です。
先ず手水舎にて、 参拝する前に手を洗い口をすすいで心身を清めます。
手水舎の水を使って身を清めることを「手水を取る」というのだそうですよ。
時間に限りがあるので、楼門をくぐり左手奥にある、大きな「受付」看板の文字が目印の受付に行きます。
参拝する前に、受付に御朱印帳を預けて、御朱印をお願いして、受付の番号札を受け取ります。
これで参拝中に、御朱印を記入して頂けますから、一安心ですね。
御朱印帳を預けたので、社務所の右側にある御神楽殿から参拝をして行きます。
岩崎社~若宮社~御本殿~石壁社~命婦社と順番に参拝して巡り、どんどん山を登って行き、山頂に御鎮座されている奥の院で参拝です。
山頂からは、鹿島市内より有明海へと続く、雄大な風景が眺められましたよ。
当然、シッカリ写真も写して来ました。
そして、帰りは岩本社のある別ルートを急いで受付まで戻り、番号札を渡して御朱印帳を受け取り、これで祐徳稲荷神社での、一通りの参拝が無事?完了です。
集合時間ギリギリだったので、慌ててバスに戻りましたよ。
これで、伏見稲荷大社、豊川稲荷、千代保稲荷神社、祐徳稲荷神社の4カ所を参拝したことになります。
なお、小生の個人的なお薦めは、臨海絶景で景色に感動出来る、山口県下関市にある『福徳稲荷神社』や、山口県長門市にある『元乃隅(もとのすみ)神社』ですよ~
小生、参拝でのお賽銭は、45円がモットーです。
10円玉4枚と1円玉5枚、これで全く穴の無い始終御縁があることでしょう。
エッ、今は細かいお金は神社仏閣だって迷惑? 100円玉にしとけって? そんな細かいことは言ってはいけませんよ~
追伸
岩崎社・・・ご祭神 岩崎大神
岩崎社は御本殿舞台の真下に御鎮座されています。
岩崎大神は縁結びの神様として祀ってあります。
若宮社・・・ご祭神 文丸命、朝清命
神楽殿の裏側の木々が生い茂る静寂の中で、ひっそりとお祀りされています。
御本殿・・・ご祭神 倉稲魂大神(ウガノミタマノオオカミ)
大宮売大神(オオミヤノメノオオカミ)
猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ)
この三神は、一般に稲荷大神と呼称され、衣食住を司り生活全般の守護神として尊崇されています。
石壁社・・・ご祭神 萬子媛(祐徳院殿)
祐徳稲荷神社を創建された、鹿島藩主鍋島直朝公夫人萬子媛(御神名萬媛命)をお祀してあります。
命婦社・奥の院・・・ご祭神 命婦大神
稲荷大神の神令使(お使い)である白狐の霊を、お祀りしている御社です。
岩本社・・・ご祭神 岩本大神
岩本社は切り立った高い崖の中腹に御鎮座されています。
岩本大神は技芸上達の神様として祀ってあります。
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