103 画期的な願い

おれは幼い頃から

漫画や音楽や

映画といった

ポップカルチャーに

慣れ親しんで

育ってきた

そんなおれが

文学界と

ポップカルチャー界で

革命的な

人気があるというのも

我ながら

頷ける


おれは昔から

小説や

詩といった

文学のみならず

漫画や音楽や

映画といった

ポップカルチャーに

夢中になっていた


音楽にしても

哲学的な

音楽愛好家が

好むような

クラシック音楽や

ジャズや

三味線や尺八といった

音楽が

好きな訳では無く

ヒットチャートを

賑わせているような

ポップで

親しみやすい

音楽の方が

好きだった


おれが今

ポップカルチャー界と

文学界の

両方で

革命的な詩人と

評されるなら

それはおれが

長年望み続けた

ことだ


おれは長年の

夢を

既に叶えたのかも

しれない

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