第19話 ダンジョン変動
ダンジョン変動、私達が初めて会った日もそれでした。アキラと2人で巻き込まれ無事生還できた事を今でも忘れる事はありません。
そして今また、
“ゴゴゴゴゴゴ”
「皆さん離れないで!」
「うん!」
「キャアァ」
「あーしは離さない!」
60階層のボスを倒したところで私達はまたダンジョン変動に巻き込まれてしまいました!
「大丈夫ですか?」
「あ、あーしは大丈夫」
「私も平気です」
「じゃあ、3人とも無事だね」
私も含め4人は無事で、何となくですが嫌な予感がするところへと移動してしまいましたね。
私の勘が外れればいいんですが、
「ここ何階層だろ?」
「まさか下に行ってたりしない…よね?」
「まさか」
「みなさん!来ますよ!」
神速
「くっ!こんなところで」
私の目の前には凄いスピードで迫る両腕が鎌の様になっているイタチの様な魔物が鎌を振り上げているので斬り殺します。
「これは非常にまずいですね」
解除するとカマイタチは死んで消滅する。
ドロップは鎌と魔石ですね。
「神速使った?これそんな速いの?」
「あーしには見えなかったから相当速い」
「やばいですね、このままだとシオンに迷惑が」
「シオン私達も戦うから」
神速
もう次々にやって来てますね。では、戦うといっていたのである程度スピードが出せない様にしましょう!
と足を斬って放置する。今着ているのは5体。全てを足を斬ってしまいます。
解除
『ギャウッ!』
「任せてよって…分かった倒すね!」
「あーしも」
「ファイアーランス」
と3人が倒す間に、神速を使い次々とやってくるカマイタチの足を斬っていく。
「くそ、レベルが上がるのがわかりすぎ!」
「そうね!私達じゃ倒せないレベル帯のモンスターだ!」
「でもおかげで少しだけ見える様になって来てます」
「みなさん!気を抜かない様に」
「「「はい!」」」
何とカマイタチのいた階層を突破すると、今度はブラックゴブリンですね。
硬く素早いゴブリンです、これは3人には荷が重い。
神速を使いある程度ダメージを与えてからそこら辺に転がしておく。
「そりゃ!」
「うおぉ!」
「ウインドランス」
すると何とか倒せる様です。パワーレベリングの様になってますが生き残るためですね!
「くそっ!悔しいな!頑張って来たのに!」
「あーしらが足手纏いになってる」
「い、いまは何とか倒してレベル上げるしかないよ!」
「その通りです!いまが何階層なのかわかりませんが、私達のいた場所よりも下層なのは分かりきってますから、もう割り切りましょう!」
「「「はい」」」
それからもある程度弱らせたのを放り投げ3人には倒してもらいます。
ブラックゴブリンからはブラックダガーが落ちたのでレイコはそれを使い始めていますね!普通のドロップは魔石だけなんですけどね。
「次の階層に行きますよ?」
「分かった!」
次はブラックミノタウルスですね!何とか私が止めるので、その隙に皆さんにこうけ脇してもらい倒します。
「ふぅ!なんとにるけど、キツイね!」
「あーしもこのダガーじゃないと刃が通らないよ」
「ふぅ!来ますね!」
「ウォオオオオオオオ!」
「シオン無理ならすぐ言ってね」
「あはは、これくらいなら大丈夫ですよ!それより皆さんも頑張って倒してください」
「頑張るから!」
ようやく次の下層に行く階段を見つけたのだ。少し休憩し、下に降りていく。
ここもボス部屋じゃないな!
クリスタルと言う硬いモンスターだ!
「ある程度弱らせる!」
「気をつけて!」
“ピュン”
「ウグッ」
レーザーを出して来ますね、
神速
ある程度ダメージを加えて3人の目の前に放り投げます。今のうちにポーションで怪我を治しておきましょう
「オラァ!」
「いくぞ!」
「りやぁ!」
クリスタルは割れて消滅してクリスタルソードと言う綺麗な剣がドロップした。
「うそっ!てか全然いい!」
「綺麗な剣!」
「よしっ!この調子で行くわよ!」
「はい!」
さっきなら何とか倒せる状態でしたが、今度は形勢逆転し、明かりがクリスタルソードでがんがん倒しています。
やっとボス部屋の到着です。
だが閉まっているは誰かが中に入って戦ってる様ですね。
と空いたので入っていきます。
そこには無数の亡骸がありました。
「サイクロプスだ!」
「単純な攻撃だけど」
「受けるなよ!パワーが桁違いだ!」
「ファイヤーウォール」
『グアァァアァ』
「効いてるね!」
「神速」
これだけ人を倒してるんです!こいつは強い!神速で一気に倒します!
足を斬り動けなくしてやります!
解除!
『グアァァアァ』
「倒れて来ます!避けて!」
「うおっ!」
「そりゃあ!」
「ファイアウォール」
『グアァァアァ』
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