第15話 有名税
紫電一閃は瞬く間に有名になりました。
女子高生3人とランカーの保護者のおっさんですからね!
とても外を歩ける状態じゃなくてタクシーでダンジョンに行きます。そこでも引っ張りだこで、
「私達と組んでください!」
「俺たち結構いい線行ってると思うんで」
なんて声をかけてくれるのですがやはり3人が来ると違いますね。
「というか威嚇してます?」
「私達のシオンなのに手を出そうなんて!」
「あーしらはちゃんとおっさんが有名になる前から組んでるっつーの!」
「そうですよ!それなのに後から来て手を出すなんて恥ずかしいと思わないんですか?」
と怒っていますね。
「そ、それじゃダンジョンに行きましょうか?」
「「「はーい」」」
ということで、ダンジョン10階層から始めていきます。
「でさ、友達が入れてくれっていうからざけんなって断った!」
「私も言われた!パーティーって4人まででしょ?」
「そうなんですよね!ほんと恥知らずですね」
と文句を言いながら敵を倒して行くなんて器用なことをしてますね。
さぁ20階層のボスですね。
ワーウルフですスピードもありますし爪の攻撃が厄介ですよ!
「グッ!サトミ!」
「ファイヤーボール」
「あーしもいるぜ!」
おお!アキラが盾でガードしたところにファイヤーボールが当たり逃げたところにレイコがダガーでトドメをさしてますね。
「いやぁ、いい連携ですよ!」
「もうちょいでシオンも加わってくれるしがんばるよ」
「はい!」
「おっ!ダガーだ!黒狼のダガーだって!」
「いいじゃん!あ!宝箱出てるよ!」
3人で開けると今度は片手剣ですね。黒鉄の片手剣みたいですね。
「「「イェーイ!」」」
ダンジョン産の武器は貴重ですからね!
そして今30階層に向かって敵を薙ぎ倒していますね!
ここからは私も参戦します。もちろん神速は無しで!
「はっ!ほっ!」
「凄いじゃん!シオン!」
「これくらいならできますよ」
「よし頑張るぞ」
25階層、ガーディアンライノスですね。
「立ち上がる時のお腹を狙ってください」
「了解!おりゃあ!」
「ファイヤーボール!
「せやあー」
「そしてどりゃー!」
ガーディアンライノスは消滅しました。
皮と魔石と小盾を残して。
「ライノスシールド!これ欲しかったんだ!」
「あ、また宝箱!」
「今度は杖がない!いや!タクトがある!」
「よかったですね、3人ともダンジョン産の武器ですよ!」
「えへへ」
30階層まではそつなく来てオルトロスです!
「はい!いまです!」
私が押さえつけるとみんなで斬りつけ最後にファイヤーボールで倒しました!
「やった!30階層なんてシオンがいないと来れなかったよ!」
「やりましたね!」
と皆が喜んでいる中でレイコが何が見つけたようですね。
「こ、これって防具!防具が出たよ!」
「わぉ!超ラッキーじゃん」
「着てみてよ」
「えへへ!ジャーン!」
「ブカブカじゃん」
「あ、フィットって言わなきゃ!」
「フィット?おっ!締まったよ!」
似合いますね!胸当てというものですね。
「宝箱ー!宝箱ー!」
ないですね。まぁ、あればラッキーですからね。
「よし!帰ろう!」
「「はーい!」」
「そうしましょう」
ダンジョンから出るとまたフラッシュが焚かれて今日はどこまで?なんて聞かれていますね。
「今日は30階層まで行ってきた!」
「ちゃんと私達もレベル上がってるからね!」
「寄生じゃないよ!」
なんて事まで言ってます。
そして買取に出したのは今まで使ってた武器と防具とドロップ品で300万は超えましたね。
ちゃんと4人で仲良く分けて入れてもらいました。
「おう!お前が清田か!オラッ!」
と後ろから攻撃なんて卑怯ですね。
『神速!』
この悪い手はこうですね!武器も没収!
でこうして解除!
「なっ!お、お前何をした?」
とビックリする男。
「私に当たるのはいいとして彼女達にも当たる攻撃はあまり感心しませんね!」
私はその武器を男に向けると、
「わ、悪かった!だが!それだけできればランカー1位も夢じゃない!俺たちのクランに来い!」
来いと言われてヒョコヒョコ行く様な私ではありません!
「私はランカーになるならこのパーティーで行きます!あなた誰ですか?」
「お、俺は日本No.2に落ちた炎帝の新谷だ!」
「そうですか、私は清田紫音です。あ、あまり動くと傷が開きますよ?」
「くっ!もういい!また取り返すだけだ!」
「そうしてくれると助かります。忘れ物です」
と大剣を返す。
「クソッ!何でこんなやつに!」
「はぁ」
またパシャパシャとフラッシュが焚かれると今度は私ですかね。
「今のはどう言ったスキルですか?」
「秘密です」
神のスキルは言えませんね。
「収納だけでも本物ですよね」
「あ、それははい」
収納くらいなら別にいいか。
「後何個スキルがあるんですか?」
「それも秘密です」
「あぁ!でも収納なんて希少なスキルよ!これはネタになるわ」
と収納だけでこれですか。
「はぁ、疲れますね」
「まぁ有名税よ」
「そう、勝手に攻略したんだからね」
「はい」
私が勝手に攻略したことが原因ですから、しょうがないですね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます