第10話 カレー
さてと、前回は散々な目に遭いましたがもう課長が現れることはないでしょう。
なんせ檻の中に入ったのですから。
気を取り直して、ハンター協会に在るダンジョンに潜って25階層から始めましょう!
26階層はリザードというトカゲです。
飛びかかってくるので避けて斬りつけると消滅しますね!皮と魔石をドロップです。
27階層は大蝙蝠です。
上から降ってくるように飛んでくるので怖かったですが斬り落とすことができるので慎重に進んでいきます。ドロップは羽と魔石です。
28階層はハウンドドッグです。
仲間を呼ぶので斬り倒すのに疲れますね。
全部倒さないといけないのがまたつらいです。ドロップは皮と魔石。
29階層はブンブンビーです。
ハチですねかなり大きなハチでうさぎくらいあります。斬り落とすのに厄介ですが刺されなくて良かったです。毒針と魔石をドロップしました。
30階層はオルトロスです。
流石ボスという風格で二頭の頭の犬と言えばいいんでしょうか?三頭になるとケルベロスですね。
「流石に苦しいですね」
「ガウルルルル」
「『神速』」
頭を二つ落として神速を解除する。
「これを使うとすぐですからね?」
皮と魔石になりましたね。と宝箱が出て来たので開けると防毒の指輪になりました。
これで毒も怖くないですね。
ギルドでドロップを売るとまた100万を超えましたね。
流石に毎日3人に会うのはまずいと思うので今日は大人しく帰って来ました。
というのも、
『あんたいつまで独り身なんね!お見合い写真がいっぱい来よるっちゃけど?』
「ぜんぶ断ってくれんね?」
と私が言うと、
『よかとこのお嬢さんとかおるとよ?』
「いまはそんなの考えてられないからさ」
ほんとに今は何も考えていない。
『ほんに誰に似よらしたとかね?』
「そりゃ母さんでしょ?」
『はぁ、そうですか!もうしらんけんね』
と電話を切られたのは母さんからの見合いの件らしい。やはりあの時インタビューに答えるんじゃなかったな。
それにしてもどこがいいんでしょうね?
「さぁて、掃除でもしますか」
“ピンポーン”
「はいはい!どちら様ですか?」
「やっほー!」
「えっ!みなさん?」
来たのはアキラ達3人だった。
「どうしたの?」
「遊びに来た!」
「えぇ!まあいいですけど、女子高生が遊ぶところじゃありませんよ?しかもおっさんの家に上がり込むのはどうかと?」
これは困りましたね。
「いいじゃん!今日はカレーを作りに来ました!」
と袋を見せる。
「え?」
「あーしらも別に遊びに来たわけじゃないんだ」
「花嫁修行?ってやつですかね?」
とサトミがいうので、
「あはは、まぁそういうことなら毒見役は任せてください!」
「毒なんか入れないっつーの!」
「あはは!それよりファンレターの返事書いたら?」
「え?あぁ、まだ読んでる途中なんですよね」
「えっ?、全部に目を通すつもり?」
「まぁ、はい」
読まないと返事は書けませんしね。
「まぁそれよりチャチャッと作っちゃおう!」
「「おおー」」
私はいい匂いがする中でファンレターを読んでいるが。熱狂的すぎて怖い内容もありますね。
丁重にお断りしなくてはいけませんね。
背筋がゾクゾクとする中でもう出来上がったようですね。
「ホントはもっと煮込んだ方が美味しいと思うけど!」
「まぁ、大量に作ったから明日もカレーだ!」
「あはは。カレーは好きですからいいですよ」
ふんわりとスパイシーな香りが鼻をくすぐりますね。
「ほい!3人の特製カレーだ」
「うわぁ!美味しそうですね」
と見た事ない食器ですね。
「よかったお皿も買って来といて」
「え、お皿まで!大丈夫ですか?」
「あぁ、100均のだから気にしないで!」
「あぁ、最近は100均でなんでも揃うんですね」
最近の100均は凄いですね。
「あはは、それより食べよ!」
「はい!いただきます」
「「「いただきます」」」
「う!美味っ!美味しいですね」
本当に美味しいです。
「うん!美味しくできた」
「あはは、最高じゃん」
「美味しいですねー」
女子高生が家に来てカレーを作ってくれるなんて…ありえないですね。
「ふぅ、おかわりまでしちゃいましたよ!」
「あーしももうお腹いっぱい」
「あははふたりともたべすぎ」
「美味しかったですもんね」
この幸せなカレーが明日も食べれるなんていいんでしょうか?いいんですよね。
「じゃーね!」
「残さず食べるんだよ!」
「また作りに来ますね」
と3人と別れて部屋に戻りゴロリと横になる。
はぁ、3人ともいい子だな。
おっさんの俺なんかを気遣ってくれる。
俺には何が出来るだろうか?
あの子達の盾であり剣になることができるだろうか?
また明日からダンジョンを頑張ろう!
そしてアキラの時のように盾となり、今度は剣となれるべく努力しよう。
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