吸い殻の溢れし皿や春炬燵

すいがらのあふれしさらやはるごたつ

季語は「春炬燵」です。


学生時代等に徹夜で麻雀なんかするとですね、吸い殻が灰皿で一杯になるわけです。

それだけでなく、不精な連中が集まると手近な皿まで灰皿にして、溢れるわけです。

そうした情景を詠んだ句ですね。


こちらも数少ない入選句となりました。


ただ、本句にも以下のようなご指摘が。


・麻雀の情景を詠むなら、雀卓など分かるような言葉を入れた方が良い。

・なぜ灰皿ではなく、「皿」なのかが分かりづらい。

・全体的にもう少し整えようがある句である。


入選句もまた、ダメ出しがなされるという今回のボロボロ感よ…。

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