第64話 金木犀去りし街角より
金木犀 あっという間に 去りしかな
夢あれど 金木犀は 過ぎ去りぬ この街角の 片隅からは
冬近し 金木犀よ 今いずこ
忙しや 一万ボルト 歌いには 行けずのままの 秋の日々なり
休むにも 休めぬままに 月日過ぐ そんな日々こそ ありがたきかな
朝が来た まあとにかくも モーニング 新聞読みて 珈琲飲みて
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