第23話 きれいな血
最上「ここどこだ...?」
馬車に乗り、最上たちは現実世界へと帰還した
真っ暗な森の中で、罪人エルフたちもひどく困惑していた
山崎「ここ...長野ですよ」
田崎「本当だ...マップにもそう書いてある」
最上はまだ能力を使いこなしていないため、自由にどこへでも転移できない
最上「めんどくせぇ、まぁええわ」
そういうと、最上は馬車に拉致したエルフの兵士を引きずり降ろした
ペチペチと意識のない兵士のほっぺたをはたく
最上「起きろこらぁ」
兵士「うわぁ!な、なんだ!」
最上「うるせぇんだわ!黙ってろ!」
ドゴ!と大きく足で踏みつけた
最上「おめぇ、死にたくねぇか?」
最上は兵士の耳を掴みそう聞いた
兵士「し、死にたくない...!頼む助けて...」
最上「おい、兵士が持ってた剣をよこせ」
田崎は馬車から剣を投げ渡した
最上「おめぇら!兵士を取り押さえろ!」
そういうと一斉に兵士の方へと駆け寄り、手足を押さえた
兵士「何する気だ!やめてくれぇ!」
最上「これからおめぇの両腕を切り落とすからなぁ、そっから先は逃げるも死ぬもおめぇ次第だ」
兵士「わああああああ!!!誰かぁ!誰か!助けてえええ!!」
兵士の無意味な叫びも虚しく、深夜の山へと響く
最上「じゃあ行くぞぉ」
ザク!ザク!左腕に刃を当て、ごしごしと切り刻んでゆく
ぶしゃああああ!と返り血が舞う中、最上は右腕の根元から根こそぎ切り取ってゆく
兵士「ああああああ!!!!!あああああ!!!」
絶叫する両腕を失った兵士兵士を眺めるヘラヘラと笑う最上たち
付近には大量の血が噴き出ていた
山崎「じゃあもう行ってええよ、またな兵士」
兵士は横たわったまま動かなくなった
最上「綺麗な血だなぁ」
牧本「それで?東京に行って警察本部と戦争するんで?」
最上「あぁ、この世界の生き物み~んな俺が地獄に送っちゃる」
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