第11話 地下収監

 カイラ「死にたくなければ投降するんだな」


 最上たちの周囲には銃を構えた兵士たちが取り囲んでいる


 最上「わかったわかった!降参する!」


 山崎「ボス!」

 山崎は驚愕して最上を見る


 牧本「ここまでか...」


 その瞬間、カイラ達はドゴ!と最上たちの頭を殴り、気絶させた


 牧本「させねぇよ!」

 バン!と兵士を撃ち、その場から逃げる牧本


 ハンドル「逃がさん」

 狙撃手のハンドルはボウガンで矢を構える


 牧本「これならどうだ!」

 牧本は持っていたスモークグレネードで周囲を煙で満たした


 ハンドル「クソ...」


 カイラ「そう遠くには逃げられん、奴は後だ」


 2時間後、アルタイル城 地下収容所


 イザ「んん...」

 気絶していたイザが目を覚ますと暗い檻の中に囚われていた


 イザ「そうか、掴まっちまったか」


 イザははぁ、とため息をついた


 兵士「おい、起きろヤクザ」

 イザ「あぁ?」


 イザは兵士に首を掴まれ、苦しんだ


 兵士「この世界に来るのは構わない、だがこれ以上被害を出すならおれたちはお前らを排除しなきゃならない、わかるか?」


 牧本「後ろだよ馬鹿野郎」


 兵士の背後には逃げたバールを持った牧本が立っていた


 牧本は兵士の横腹めがけて、バールを振りかざした


 ザク!と大きな音を立てて、腹を破壊した


 兵士「ぎゃああああああああああああああああ」

 兵士は絶叫しながらその場に倒れ、のたうち回った


 イザは兵士の耳に噛みつき、噛みちぎった


 兵士「ああああああああああああああ!!!!」


 くちゃくちゃと耳を旨そうに食べるイザ


 そうこう暴れていると兵士は動かなくなった


 イザ「へへへ」

 イザは耳を飲み込んで薄ら笑い、牧本を見た


 牧本「鍵です!兄貴!」

 手錠を開錠し、イザは自由になった


 イザ「最上の手錠から外せ」

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