第2話 大学
アラームの音がうるさいほどに鳴り始める。
ピーピーピーピーピー。
体をひっくり返しながら小さな声で言う。
あ...めんどくさいなぁ。
あくびをしながら小さな声で言う。
もうちょっと...寝ようかな...
目を閉じて眠りに落ちようとする瞬間、
階段からゴソゴソという音が聞こえ始め、扉が開く。
悲鳴を上げながら言う。
大学生になっても!!!!!家でグズグズするの?
布団を掴んでベッドの下に投げつけながら、尻を強く叩く。
さっさと学校に行く準備をして!!!
かなり痛い表情をしながら尻を触り、ゆっくりと起き上がりながら不満を言う。
うるさいな...くそ。
その音を聞き、母親は振り返り、頭を叩く。
くそ?女の子ができない音がないよ...。
そして、背中を押しながら催促する声で言う。
とにかく...早く準備をして...
ユミはシャワーを浴びて服を着替えながら鏡を見る。
初めて...いや、2回目かな...
服を2回着替えながらつぶやく。
これで完璧かな?
服を着て時計を見ながらつぶやく。
ご飯は...諦めようか。
玄関に向かって歩きながら振り返りながら叫ぶ。
学校行ってくるね!
台所から声が聞こえ始める。
ご飯は?
ユミは玄関を開けながら言う。
大丈夫!!今回は入学式じゃなくて、初めての授業だから。
ユミは逆に歩きながらつぶやく。
みんなの性格を確かに理解したわけじゃないから...友達を作れるかな...
駅に到着し、電車に乗りながらSNSを見る。
指でスクロールしながら感嘆する表情で画面を見ながらつぶやく。
うわぁ...もうみんな大学生活用にSNS活動を始めてる...
大学に到着し、最初の授業が始まる前に周りを見回す。
この授業は...予想通り人が多いな...
つぶやく声で話しながらスマートフォンを見る。
韓国語の授業だから...
スマートフォンに集中している途中、誰かが後ろから静かに歩いて来て肩を叩く。
ユミちゃん!!!
ユミはびっくりして振り返りながら言う。
誰?
そして明るく笑いながら言う。
シホちゃん!あなたもここに来たのね!!
シホは隣の椅子に座りながら話す。
私も韓国語に興味があるから。
そしてユミの耳に小さく話す。
私たちの学科に...韓国人男性唯一の一人がいるんだって!!
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