歌うたう力は地から湧いてきて音は宇宙を抱きしめている
けふもおもしろき一日なりけり。(何故に古文)
今日、いつも楽しみにしている国語の授業で、古文の和歌の掛詞を習ったんですよ。
もうそれが面白いのなんのって。掛詞の2つの意味は、たいてい自然系と人間の行為系が一つずつ含まれているらしいです。それで自分(人間)を、自然(神の領域)と一体化させるような効果があるのだとか。昔の人が言葉遊び感覚ではなくて真剣に掛詞をやっていたことにめちゃくちゃ納得しました。
たとえば、有名な掛詞ですと、小野小町の
花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせしまに
では、
「ふる」=(雨が)「降る」(=自然)、(自分が)「古る(年を取る)」(=人間)
「ながめ」=「長雨」(=自然)、「眺め(物思いにふける)」(=人間)
となっているんですね!!感動!!
和歌楽しい!!短歌やってるからなおさら楽しい!!
卒業する時、お世話になった国語の先生に沓冠(五七五七七の一番下の音を並べて五文字意味を作るやつ)の短歌を送ったのを思い出しました。
楽しい勉強が一番ですな!
今日の一首
歌うたう力は地から湧いてきて音は宇宙を抱きしめている
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