一章まとめ
キャラ紹介
リュージ 22歳 178cm
日本で通り魔に刺されて死亡し異世界に転生した青年。前世では平和活動の一環として戦争反対運動などを行っていた。
魔法以外の大抵のことはできる優しい青年だが、そこをバニスにつけ込まれ雑用係として奴隷のように扱われてきた。
何故かクリスタルを全属性扱える才能があり、ミーアの世界を平和にしたいという願いに共感し命を賭けてでもその願いを叶えさせてあげることを決意する。
ミーア 18歳 174cm
風のクリスタル担当の少女。
絶大な美貌を持つ紫髪の女の子。元々風を操る魔法が得意で、クリスタルにより更にその力が増幅している。
今の人間と魔族の紛争にうんざりしており、もうこれ以上不幸になる者が出ないよう何でも願いを叶えてくれるというクリスタル集めに参加することにする。
アキ 推定8歳 121cm
火のクリスタルの担当になってしまった幼い奴隷の少女。
リュージ達と出会うよりも前の記憶は曖昧で、だからこそ彼女にとってリュージとミーアの存在は大きい。特に際限なく優しくしてくれるリュージにはかなり懐いている。
ガラスア 19歳 179cm
自称最強の魔族の女の子。
水のクリスタル担当で使う魔法は無駄がなく魔族のスペックも相まってその強さは圧倒的。
強さに異常なまでに拘っており、自分より強い者が許せない。だから一章終了時点ではリュージに対して激しい恨みにも似た感情を抱いている。
フードの男 172cm
ミーアやガラスアにクリスタルについて説明した謎の男。フードを深々と被っているため顔が見えず人間か魔族かどうかすら分からない。
実力やどんな魔法を使えるかも一切不明で、ただリュージ達の前から姿を一瞬で消せるので空間移動の魔法が使えるのだけは確か。
バニス 22歳 181cm
リュージを追放したパーティーのリーダー。
傲慢で自分勝手な性格で、雑用係兼サンドバッグとしてリュージを拾ったが、戦闘で魔法が使えない彼に苛つきを覚え衝動的に追放してしまった。
シア 20歳 162cm
使い手が少ない治癒魔法を扱える美女。
とある国のシスターであり、そこで光属性魔法や治癒魔法を使えるようになるよう鍛えられた。
本編の一件で自分の弱さを再認識、そしてバニスの頼りなさを痛感してもう一回一から鍛えるべく故郷の国に帰った。
デポ 24歳 198cm
バニスのパーティーの大柄の男。
その巨体でハンマーと大盾を自由自在に動かし大抵の魔物はこの攻めと守りに対処することができない。
無口でリュージとは仲が良くも悪くもなかった。
デンリ 16歳 148cm
バニスのパーティーの小柄で生意気な女の子。攻撃魔法を得意とするがその威力はミーアやアキには遠く及ばない。
リュージのことは大人のくせに自分より弱いことから散々馬鹿にしていた。
設定解説
「クリスタル」
魔王が用意したとされる使用者に絶大な力を与える宝石。様々な属性があり、属性がないノーマルクリスタルは魔力の補給に重宝する。
属性のクリスタルを扱うためには事前に魔法によって才能を引き上げる必要があり、ミーア達は事前に魔王の側近を名乗る人物からその魔法を施されている。
クリスタルが近くにある。もしくは近くで使用者が力を使うと気配を探知することができる。
「クリスタル集め」
魔王が開いた目的不明のゲーム。担当の属性のクリスタル十個集めれば魔王にどんな願いでも叶えてもらえる。
魔王が決めた数人をこのゲームに参加させ、欲望が渦巻くゲームが始まった。
「戦争」
二十年前に終戦した人間と魔族の間での戦争。新しく即位した魔王が和平を結び終戦させた。
熾烈を極めたこの争いは両者多数の犠牲を出し、未だにその恨みを持つものは少なくない。
このこともあり人間と魔族の仲は非常に悪く今も小さな紛争や、魔族を忌み嫌い人間こそ高尚な種族とする宗教がある。
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一章終了時点のクリスタル所持状況
リュージ 光3 水2 闇1
ミーア 風6
アキ 火6
ガラスア 水5
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