AIを使って小説執筆

長編小説執筆の準備

ここからは、Claude 3による長編小説執筆について触れていこうと思います。




▼ここからの流れ


以下の流れで整理していきます。


・アイデア出し

・ストーリー作成

・本文執筆

・推敲


※本文執筆についてですが、AIによって生成された文章をそのまま公開すべきかは、各自の責任ある判断でお願いします!




▼環境準備など


はじめに、まずは環境準備です。

早速ですが、本記事ではClaude 3の中でもっとも性能の高い『Opus』という有償(月額20ドル)のモデルを前提に進めていきます。

安価または無料で利用できる、『Sonnet』などでも、雰囲気は掴めるとは思いますが、性能は格段に違うと思います。




▼Claude 3の利用


以下のURLから利用できます。

Googleアカウントでログインする方式です。

https://claude.ai

詳細な登録方法などは、『Claude 3 登録』などで検索してみてください。




▼利用端末など


利用については、本記事執筆時点ではアプリは存在せず、ウェブブラウザのみです。

また、PCの場合はクセがあるので、以下が気になる場合はスマートフォンやタブレットからの方が使いやすいかもしれません。


※理由としては、PCで入力した際に僕の環境だと、日本語変換確定のEnterキーを押したときに、プロンプトメッセージ自体が送信されてしまったためです。




▼軽くテスト


登録できたら、はじめの画面にある、

『What can I help you with ?』

と書かれたテキストエリアに質問をしてみましょう。

例えば、『100文字以内で猫のジョークを考えて』など。

なんでもいいですが。

僕の場合は、こんなレスポンスが返ってきました。


『ある日、猫が哲学書を読んでいた。

飼い主が驚いて尋ねると、

「人生の答えを探しているにゃ」と猫。

「見つかった?」と聞くと、

「にゃん。でも大事なのは探し続けることだと気づいたにゃ」

飼い主は感心した。

猫は満足げに言った。

「哲学って、結局はひたすら毛玉と格闘する作業みたいなものにゃね」』


ちなみに、添付ファイルにテキストデータなどをつけることができ、長文を投げ込むときは、このアップロード機能を使います。


これで環境は整いました。




▼ChatGPT(MyGPT、GPTs)との違い


念のため、GPTとの違いを書いておきます。

以前僕が紹介した、GPTで長編小説を書くアプローチでは、MyGPTを作成し、Instructionsを書き込む方式にしていました。


https://kakuyomu.jp/works/16818023212189122505


しかし、Claude 3ではMyGPTのような、アシスタントをカスタマイズして定義する概念はありません。

なので、スレッドごとにやりとりがリセットされることに注意が必要です。



それでは、長編小説の実作に入っていきます!

まずは、アイデア出しからやってみます。


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