第13話 最低限の教科書

高校のとき、タカナシの学校はいわゆる「置き勉」ができない学校だったので、全ての教科書を毎日毎日持ち運ぶ必要がありました。

(根が真面目なので、そもそも教科書なんて持っていかないという選択肢は残念ながら頭にありませんでした。)



いや、重っ!!!

めんどっ!!

しんどっ!!!



あるとき、タカナシは思いました。


そうだ、必要なページだけ持っていけばいいんじゃん!


当時はオンライン授業なんてない時代です。

タカナシは教科書の中身をカッターで1ページずつバラバラにし、その日必要な部分+αだけをホチキスでとめて持ち歩くことにしました。


カッターで分厚い教科書を切るのは、かなりの労力でした。笑




結果。


いや、マジ軽っ!!



毎日の通学が一気に爽快になりました。

見た目的にもカバンがゴツゴツせずスッキリ。帰りの買い物も入れられます。

一石二鳥どころか一石三鳥くらいの勢い。

分厚い教科書5冊がリーフレット5枚分くらいの重さになったんですから。



早速自慢の発明(ホチキス教科書)を持って学校に行くと、友達には呆れられましたが、先生方には特に怒られなかったので、タカナシはそのスタイルでもいいのだと勝手に認識し、ホチキス教科書を継続しました。

もちろん、偉人の顔はもれなく全員落書きです。(お決まり)



大人になってから、あれは書籍に対する冒涜だったと深く反省いたしました。教科書さんごめんなさい…涙

(でも落書きはみんなやりますよね?笑)




諸先生方がなぜ誰も注意してこなかったのか今思えば謎なのですが、コイツに話しても通じないとスルーされていたのでしょう。笑




今これでもだいぶ社会適応して大人になったタカナシですw(成長おそっ)




↓本当はこっちにのせたかったネタです。

学生時代のタカナシの痛いエピソード集

†—Dark◆History—†

https://kakuyomu.jp/works/16818093073210058494




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