徒然日記(ギャグ編)
タカナシ トーヤ
第1話 イカついおっさん
満員になろうとする電車に、人相の悪い2人のイカついおっさんが大声で喋りながら乗り込んできた。
「なんでこんな混んでんだよっ、くっそ」
「1駅だ、我慢しろ」
「はぁ、くそダリィな」
バックを前に抱えた自分はドアが開いてすぐの場所にいたので、なんとなく緊張して後退りする。
おっさんは周囲の様子を見回してため息をつく。
「はぁ、このご時世、カバン持ったまま乗っちゃだめなんだろ?あー、めんどくせーな!」
そう言うとおっさん達は、背中にしょっていたちょこんとした小さな丸いリュックサックを、抱っこ紐のように前に抱え、次の駅まで静かになった。
‥‥可愛いなぁオイ!!!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます