第3話

我が東京支部の畑。

畑にはトマトやキュウリやトウモロコシが沢山実っていた。

「収穫だ〜!」

「頑張るよ!」

畑の近くには三メートルの黒い柵が立っている。柵は施設(さっき私達がいた建物)を中心にして半径二キロ、直径四キロの円になって囲んでいる。

支部には畑や何故か魚が泳いでいる池があったり、、、。

そんなことはさて置き、一時間近く夏野菜を収穫していた。




収穫した夏野菜を 今週の炊事係兼オペレーターのミカに渡す。

「沢山取れたね」

「うん」

ワイワイ話していたら台所の奥から同じ戦闘員のカルトが来た。

カルトは夏野菜を見て一言。

「多っ」

今年は大豊作だからね。

「まぁ、疲れただろ?今ミカと杏子の砂糖漬けを作ってるんだ。一緒に作るか?」

嬉しい誘いに私達は

「作る!」

元気に返事。

台所に入って杏子の砂糖漬けを作り始める。

杏子は日持ちしないから余ったやつは杏子飴にするみたい。

杏子飴、考えただけでもお腹が空いてきそう。

しばらくして作り終わり、私とサチとミカは図書室に向かった。



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